T・Iさん御訪問

2023/11/07 ブログ

お昼過ぎの事でした、卒業生のT・Iさんがひょっこりと尋ねてきてくれました。私が前職で上大岡校の室長だった年の卒業生です。

国語ができずに悩んだ子でした。しかしその子は6年生の時には全国100位以内に模試でも名を連ねるようになったのでした。その方法を教えますね。

①学校の教科書を音読を3回繰り返した。長い文ほど5回読んだこともあったそうです。なぜなら学校の教科書文章は中学入試と比較しても短いため読み間違いがないまでちゃんと自分に厳しく読み切った女の子です。

②当時朝日新聞の天声人語が流行りました。彼女には社説をまず写させました。そのことで時事問題や社会、理科の現代知識にも触れることができるからでした。そしてその社説に出てきた言葉で意味の分からないものは国語の辞書で意味を調べノートに記帳、またその言葉で自分で短文を創らせました。このころから、国語の偏差値がメキメキ上がっていってのでした。

③究極はこの社説について感想を書かせました。入試2週間前でした。もっと申し上げるならば①②で2年かかっているのですから大した努力屋です。念願の桜蔭中から弁護士になっています。

どんな子でも、最初からできる子はいない、大人も同じです、成功は努力に限ります。卒業生とあってしみじみと感じる一日でした、。