中学3年生の夏期講習前半において
2023/08/13
ブログ
昨日は当塾の小学生、中学1,2年生の夏休み前半の学集内容について述べてきました。今日は受験生の、これは中学受験生、高校受験生、大学受験生について一般的に言える常套手段なので必ず実践してもらいたいと思います。私は前職で大手中学入試専門塾で教室長として職に就いておりました。そこで近隣の教室長同志で自教室の生徒が念願の学校に合格してもらいたい考え年間の作戦戦略を創るのです。様々な方法の中でこれは名案だと自他ともに賞賛があがったのが夏休みの過去問と向き合おう作戦でした。
ご存知の通り、どの入試問題も受験学年の夏には一度全教科を時間を計って解いておくことが重要です。勿論習っていない分野単元の問題も出題されていますが、そこは飛ばして構いません。ただ約70%〜80%は得点がとれるようになっているはずですから、最初から最後までかならず解き切ることが重要です。自分の目標とする学校の過去問はどのレベルまで必要なのだろうか。知識レベルが主要なのか、運用力、発展力を主要としているのかを掴んで下さい。そして得点を何点取れているかを確認します。最低合格点を75%としてとらえ、自分の得点との差を「見える化」して下さい。その見える化された得点こそが入試本番までに埋めなければいけない自分自身の学習量となるのです。
過去問を解きなさい!の一言にはこのように今後の学習計画を立てるための重要なカギを握るものだという事です。さあ実践あるのみです。