語学研修について

2023/07/10 ブログ

いよいよ夏休みが始まりますと中高一貫校生の中には語学研修にて世界へ羽ばたく生徒がでてきます。(少し大げさでしょうか、いやそうなって欲しいものです)寺子屋生もオーストラリア、カナダ、アメリカ東海岸都市で短期語学留学として学びに旅立つ生徒達がおります。さて、短期語学留学では何を主に学びにいくのか、目的を再度確認してみたいと思います。

まずは渡航先での現地生活では現地の方、ホストファミリ―の方とのコミニュケーションは欠かせません。たとえばマクドナルドに行きます。注文一つから自分で話さなければならないのです。物おじなく、初心者でも大丈夫と思って臨んで下さい。ガイドやホストの方と一緒に行動する中で最初は話してもらいつつ、最期の期間では自分から進んではチャレンジしてみるのがいいでしょう。ここで注意しなければいけないのは、1人で行動しないという事です。海外は日本と違い治安に大きな差があります。自己責任が問われます。起きてからでは遅いのです。過去の卒業生にこのような例がありました。ニュージーランドのクライストチャーチに語学研修で高2生ででかけたT・Yさんは残り1週間を可能な限り自分の語学力を試そうと出かける事をふやし、安全だと言われる地域を1人で回っていたそうです。

 ところが、回っていくうちに彼自身、かなりの自信をもてるようになり、自分に酔ってしまったようなのです。(この表現は本人が私に話してくれたそのままです)自分に酔うということは慣れすぎてしまったのでしょうね。自信も大きな後押しになり、なぜか回っているうちに迷子になってしまい。気が動転し、今まで通じていた言葉もそうでなくなってしまい、立ちすくむことしかできなかったそうです。帰り時間になっても戻ってこないホストファミリーの方が探してくれて無事だったそうです。

 事件事故につながりかねないエピソードですね。さて、なにが伝えたいか、安全に気を付けて、自分の語学力を試してこいということを伝えたいのです。2つ目はまた明日のブログでお話しします。