A・Sさんの恐るべく変化にあっぱれ!!
受験を迎えるにあたって、最重要といわれるのが「志望校の具体化」になります。中学受験、高校受験、大学受験のいずれをとっても早期のうちに志望校を具体化することはとても重要です。また重要な事だけに簡単に決められるものではないのも現状です。今日はある塾生の大学受験を迎える生徒の実例を紹介致します。
神奈川県の名門進学校であり、大学附属校でもある女子校で完全中高一貫校に通っているA・Sさんはこの6か月で学習姿勢が大きく変化、つまり良くなりました。今、塾内でも1,2位を争うほどと評価しても良いと私は実感しています。何がよくなってきたかを以下紹介します。これを読めば他の生徒も真似ができるでしょうから、是非やってもらいたい、その想いを込めてもいます。
「自分の日々の学習サイクルを身に付け、実行する。」
Aさんのこの著しい良い変化は日常の学習サイクルを決めてそれを日々実行していることにあります。学校の帰り途中に寺子屋に寄り、自学自習を終わらせ帰宅する。自学自習は「内省」をできるチカラがあるかにより大きく2つに分かれるます。強制自習と自立自習です。この2つの違いは両極端ですからここでは説明しませんが、Aさんは後者の自立自習を具現化しています。自らで「何を、どのように、どれくらい」勉強することを決めそれを永続的にこなすことです。これができるようになると成績は向上します。今回中間テストの成績は文系教科においてはほぼ8割以上の得点、不安を抱えている理系教科も1年次よりも上がりました。
私自身、彼女の姿勢に驚くべき変化をみてとれたのは中間テスト終了後の日々でした。テスト終了後も自分の学習サイクルを固持し、踏襲しました。このように自分の学習サイクルを実行していくことが自らの成績を上げることに欠かせない事だと実感すると、他の事にも貪欲になり、良い面が次々と表面化してきます。「ノートの創り方」「目標の設定」において彼女自身が自ら考え自分で掴もうとしています。
志望校も具体的に決まり、7月には保護者と大学のキャンパスまで行くことが決まっています。高校1年生でもこのように自分自身の方向性を具体化することは素晴らしいことだと思います。
A・Sさんに「あっぱれ!!」です…