何度も言います!不断の努力してますか!
「普段」と「不断」は、どちらも「ふだん」と読む熟語です。「普段の心がけ」「不断の努力」などといった具合に、共に日頃から見かける機会が多くなっています。実は不断の努力と言う言葉は憲法12条でも書かれている言葉であるということを知っていましたか。
第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。 又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
私が今日、申し上げたいことは憲法でかかれているからどうとか、こうとかではなく「今、勉強と真摯に向き合っていますか」ということなのです。真摯に向き合うとは具体的にはこう言えるのではないでしょうか。「自ら主体的に、継続して、勉強に向き合うこと」
昨日、外部生のお母様からの相談のラインが届きました。この内容をblogに掲載することは許可いただいています。この方は寺子屋塾生の友達のお母様です。
「定期テスト前の日々は親が驚くほど今回は勉強していました。(省略)ただテスト終了後ですが全く勉強している様子はなく、部活動が3年生引退前の試合が近いので土日も練習があり、それは仕方ないと思いつつ、平日も何もせず、次回のテストは9月の夏休み明けになるから大丈夫だと言っています…以下省略」
この生徒は塾には通っていないそうです。さて、多かれ少なかれこのような状況な生徒はいます。まずはこのような場合に頭ごなしに、高圧的に勉強をしなさい!と言う根性論で責めないことです。テスト前はやっていたのですから、テストの存在価値はわかっているはずです。
テスト直後こそがさらに大事なだということをまず彼が理解できるように教えてあげなければなりません。また、勉強は毎日やるものですが、時間から入るのか中味から入るのかによります。どちらが良い悪いではなく、その時の気持ちの持ち次第ということになります。この生徒は中2ですから平日は80分(学年×10)が最低時間となります。
理想は「学年×10×1.5」この際、学年は中1は7年生、高1生は10年生です。
不断の努力とは日常的に努力しなさいという事です。自分の嫌いなもの、したくないものに向き合うことが努力です。
私たち大人も不断の努力を惜しまず、子供たちのためにその姿を、その背中を見せ続けましょう!!