学校の「授業」を大切に、成績の上がる「授業」の受け方

2023/04/21 ブログ

4月から新学年の授業が始まり、早いもので既に2週間が経ちました。進級生は昨年度よりも学校の時間割りが1限増えていたり、またどの学年もそうですが、授業内容も多少なりとも難しくなっていると思います。5月の連休まではとにかく登校から学校生活、下校までのリズムを創ることに意識しましょう。今日は最も大事な「授業の受け方」についてです。私はこの仕事に就き、長年、言い続けていることがあります。それは

学校の授業を大切にする。受け身で受けるのではなく自分から受けに行け!

ということです。それは具体的にどういうことかなのかを説明します。まず一つ目は頭を使って授業を聞いているかということです。「一生懸命、聞いているから頭を使っているはずです」と思っている人が大方です。実は授業を聞いているとき、ほとんど頭を使っていないのと同じであると思ってください。

このことはハーバード大学で物理学を教えるエリック・マズール教授の講演会でも話題になりました。「ただ座って先生の講義を聞いているときの脳の活動は、眠っているときと同じである」ただ、聞いているという姿勢では、授業を最大限の効果のあるものにはしていないということになります。

さて、ここからが大切です。「授業は主体的に受ける」では「どうしたら主体的に授業に参加できるようになるのか」以下2点を意識してください

①「先生が伝えたい事」を意識しながら聞く⇒目的意識を持って授業を聞く

②自分に「ミッション」を与える⇒ここでのミッションとは、「先生からの説明や話しの内容で自分にとって重要と思ったことはノートにメモをする」という事です。自分にとって重要な事ですから一人ひとりメモした内容に違いがでてきます。これは「ノート提出」を課している教科では高評価になりますから即実践してみて下さい。

毎日の各教科の授業で最初は一つだけでもいいので自分ができる方から実践してみて下さい。「授業時間が短く感じる」「自分だけのノートを創るという気持ちになり楽しい」等、これらを実践した卒業生達が話してくれています。このスタート月だからこそ新しいことに挑戦してみて下さい。

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