大学入試についての私見を語らせて下さい。
大学入試が激変していることを皆さんはご存知でしょうか?18歳人口は年々減少し、大学受験者数もそれに比例するように減少しています。大学受験者数が顕著に減少しており、それに伴い大学側にも予想だにしない現実が起きています。
恵泉女子大学が新大学1年生の募集停止。新大学2年生が卒業する3年後に閉校決定。特に女子大の場合、受験者数も女子受験者のみになるので学生が集まらない、募集学部学科定員数にならない、いわゆる「定員割れ」の大学が増えています。関東では私立女子大御三家と称されている津田塾大学も定員割れしている学部学科があるという状況です。大学は中学、高校のように男子校や女子校から共学校としての大学運営は、各学校の「建学の精神」に大きく関わってくるからでしょうか、共学化の選択はまず皆無です。地方、地方都市の私立大学も同じ傾向があるようです。ここからはあくまでも私見ではありますが、同じような模試成績でGMARCHIの受験結果において5年前には不合格、今年は合格していると実感します。
先月、国公立大学の後期日程終了後、毎年恒例なのですが、一橋大学に勤務し、入学者の学力推移、定点観測を15年間続けている知人も、合格者の学力幅の二極化があり、今までは合格できないであろう受験生が入学している現実を話してくれました。
確か地上波のテレビ朝日、某番組で、林先生も東大入学者の二極化を話題にし、受験予備校、受験に関わる指導者は「正しい情報・確かな分析」を多面的、客観的な姿勢を崩さず、生徒に分かり易い言葉で理解、納得させることが求められるという事も語っておられました。
昨日、事前学習面談を新高3生男子とその保護者、私で現状の学力把握、今後の具体的方策を話し合いました。残念だったことが、今通っている大手個別指導塾では、未だに「AO入試」「指定校推薦」「センター試験」という言葉が塾の講師、スタッフから聞かされている事実でした。
我々はプロである!自助努力を怠らず教室運営に邁進していきたいと思います。
本日は今西の徒然なるままに・・・となりました。
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