大学受験生一般入試合格者、続々と…

2023/02/08 ブログ

 大学入試も私立大学の入試、合格発表がちょうど真っ盛りという期間です。この期間が2/22まで続きます。本日は8年間通い大学受験で見事第一志望校合格を決めたある生徒をご紹介します。寺子屋入塾時は小5でした。公立中進学、公立高校進学、大学受験まで通い続けてくれた生徒です。関西の私立大学に第一志望校に合格しました。勿論進学します。お母様のご実家が関西で祖父母様宅から大学に通います。本人曰く、一人暮らしは不安だらけで、ここでは書けませんが、彼なりの理由がありました。

 入塾時小数の割り算にてこずりながらも、小学校の単元終了時に実施されるカラーテストで満点をとり答案用紙を満面の笑みで持ってきてく見せてくれました。小数の割り算を理解するための努力は私が授業担当者でしたから、つい感極まってという寸前まで心で泣いて、本人にはあれだけの努力、最後は理解できたから君の実力そのものなのだ。のような声かけをし、即、私は駅前の西武デパート内のある売り場にいき額縁を購入、そのカラーテストを額縁に入れ、「自分の勉強部屋に飾っておけ、君が自分の手で掴み取った勲章だぞ」と言ったことがあったのは今でも覚えております。

 本人から、合格の朗報の連絡をもらった際、未だにあの時、「額縁にいれたこのままを飾っておけ。今後、勉強でうまくいかないことが絶対にでててくる。そんなときこそ、自分の勲章を見て「あきらめずにやればできることを思い出せ」と言われ、額縁はそのまま今も飾っており、勉強の取り組み方が変わったと、語ってくれました。彼は公立高校2年生の2回目の英検で準1級を合格しています。

 私が受験生に合格の連絡をもらった際、必ず伝えてきた言葉があります。30年弱になりますね。「合格した者は浮かれてはいけない、不合格者の気持ちになって、言動せよ。」数年前NHK大河ドラマ「西郷どん」放映されました。実は私鹿児島出身ですから、今でもU-neXtで繰り返し観ております。

 江戸城総攻撃の前日、勝海舟と西郷隆盛の会談の会話の中で勝海舟がこういう言葉を西郷に語ります。「勝者のたしなみ」合格しても浮かれずに、不合格者の気持ちを考える。これって大事ですよね!!

合格者エピソード、今後もブログします。