「ケアレスミス」を減らす方法

2023/01/23 ブログ

ちょっとしたミスで点数を落としてしまった、問題の解き方、考え方も的確だったのに、計算ミスで✖になってしまった。これらのミスのことを総じてケアレスミスと言い誰しもが起こりえることであるという思い込みや、計算間違いだし、解法、考え方は正しかったから‥次は✖になることはない。楽観的、軽視しがちな受験生にアドバイスです。普段の勉強から、明日の学校の授業中から、実践してください。ケアレスミスは減っていき、ケアレスミスをしない自分になれると強い意志を持ち、以下の方法を実行してみてください。

日常、普段の勉強で次の2点を取り入れて下さい。①自分の間違いの傾向を分析し自覚する。②勉強、テストの最後の時間に見直す方法までを考えておく

例えば、普段の勉強で問題集を解いているとき自分の出した解答は「-16」だったが解答用紙には「16」と書いてしまった。その場合①の分析としては「符号の間違いが多い、符号の表記を明確にする」という分析から、「計算問題の符号には注意深く、丁寧に、問題用紙、ノートに途中式、計算式を書く際も符号であることが明確にわかるよう大きく、濃く表記する」ようになるはずです。

②についてですが普段の勉強として学校の数学授業の復習を60分勉強したとします。60分の10分の1の時間「6分」を見直し、振り返りの時間とします。54分が問題集や復習プリント等に取り組みます。最後の「6分間」は間違えた問題の傾向を分析する時間に充てる。これを日常的に取り組んでいくと見直すことが習慣になりますし、自分の間違いの傾向が本当に自覚できるようになります。

定期テストのテスト時間50分だとすると最後の「5分」は見直しの時間に充てるのです。つまり「45分で解いて5分で見直す」ということになります。

万全を期すために、テストの始まりとともに、「見直すことリスト」を問題用紙に書いて置き照らし合わせながら見直しをします。

例えば英語のテストであれば「ピリオドを忘れない」「英作文の文頭は大文字で書く」などです。そのような時間があれば問題を解く時間がなくなるのではないかと思う生徒もいますが、実際やってみると30秒ぐらいしかかかりません。1分超えた生徒はいません。30秒でミスが減るのです、「取れるはずの点数」は絶対に落としてはならないのです。始めの合図とともに最初の問題にすぐ取り組むのではなく、注意することを「見直すことリスト」として書いてから始めることで、気持ちも落ち着いていきます。テスト開始の合図がでたら、まずは深呼吸3回してから、始めなさいという事と同じ効果と言えます。

入試本番2週間前からでも上記を実践することで入試当日のケアレスミスでの✖はなかった、という生徒が毎年おります。「できるはずの問題、取れるはずの得点」がちょっとしたミスで間違えになってしまってはいかんのだ!!

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